2013年1月31日木曜日

カーペットのシミには?



あ、コーヒーこぼしちゃった! 
 
こんな時どうしたらいいの? に、 カーペット伝道師がずばりお答えします。 


普段のカーペットのお手入れの基本は、ひたすら掃除機掛けなわけですが、
コーヒーこぼしたり、お皿ひっくり返したり。生活してりゃいろいろありますね。

こんなとき↓

 何かをこぼして部分的に汚したときの応急処置としては、

濡れタオルで叩く! これに尽きます。


正確に言えば、シミの種類によって、それに応じた方法で対処するのが一番いいわけですが、 いちいちそんなこと考えてる暇はありません。

まずはすばやく行動することが大切。 食べ物をこぼしたお子さんをしかるのも後にしてください。(~o~) 


カーペットの表面に浮かんでいるものは つまみとる。液体で浮いているのはティッシュペーパーなどで静かに吸い取る

その上で、 タオルを水でぬらしてシミをたたく。目的はシミを水とともにタオルに吸い上げることです。叩いているとタオル側に色がついてきますので、場所を変えながらそれを繰り返す。

タオルのほうにドンドン汚れが移動してきます。↓
擦ると横に広がりやすくなります。垂直に叩く事でそれを少しでも防ぐことができるようです。

タオルをかぶせた状態でブラシなどで上からトントンと叩くとタオルがカーペットのパイルの隙間に入りこむのでより効果が上がります。だから、ブラシが近くにあればそれで叩いてください。ただ、ブラシを探しているヒマがあったら叩いたほうがいいと思います。

はい、取れました↓
 
水でぬれますので、濡れた部分は周りとは違う色に見えるかと思いますが、乾くにつれてシミは目立たなくなっていることでしょう。

動画にしてみました↓



 
タオルがない場合は、ウェットティッシュもいいですね。 

さらに、エタノールがしみこませてあるオフィスのお掃除用のシートなどがあれば、これで叩くとコーヒーなどはとてもよくとれます。

私はアスクルさんで買ったこれ↓を使ってます。

 

大切なのは初期動作、コーヒー程度であれば、こぼしたときにすばやく処理をすれば上記の方法で大体キレイになります。コーヒーだけでなく、水で溶ける水溶性の汚れなら同様の方法で対応が可能です。

油汚れなどには効果がないかもしれません。ただ、汚れが水溶性かそうでないかは 瞬時に見分けることは難しいですよね。迷っているうちにシミがだんだん固まっていくことを避けるために、明らかに油だとわかっているケース以外は、まずは上記の方法で溶かして吸い上げる方法がオススメです。 それで効き目が無いときに、水の代わりに中性洗剤を薄めたものを使う、さらに頑固なものには市販のシミ取り剤を使うなど手段をとっていけばよいと思います。

とにかく、濡れタオルで叩けというこの方法は、少々乱暴なやり方かも知れません。シミ取りの専門家の方から見ればとんでもない。というお叱りを受けるかもしれません。それはシミには色々な種類があって、その種類によって対応法は違ってくるからです。

ただ、あまり細かいところにこだわってしまうと、かえって有効な応急処置のチャンスを逃してしまうことがあります。だから、私は、あえて、

汚したらまずは

1.つまみとる。(吸い取る)
2.濡れタオルで叩く


これをやってみてください。とお伝えしたいのです。
 

 






 

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